我が良き友よ

吉田拓郎 作詞/作曲

      1

下駄を鳴らしてヤツが来る
腰に手拭いぶら下げて
学生服に染み込んだ
男のにおいがやって来る
ああ 夢よ良き友よ
おまえは今頃どの空の下で
俺とおんなじあの星みつめて
何思う
        2

  可愛いあの娘に声かけられて
  頬を染めてたウブなヤツ
  語り明かせば下宿屋の
  おばさん酒持ってやって来る
  ああ 来いよ良き友よ
  俺は今でもこの街に住んで
  女房子供に手をやきながら
  生きている

      3

男らしさと人が言う
おまえの顔が目に浮かぶ
力ずくだと言いながら
女郎屋通いを自慢する
ああ 夢よ良き友よ
時の流れを恨むじゃないぞ
男らしさは優しいことだと
言ってくれ

        4

  家庭教師のがらじゃない
  金のためだと言いながら
  子供相手に人の道
  人生などを説く男
  ああ 夢よ良き友よ
  便りしたため探して見たけど
  暑中見舞いが帰って来たのは
  秋だった


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